こんにちは。
私は現在、夫と2人の娘と暮らす主婦です。
今の私に平凡だけどそれなりに幸せな生活があるのは、6年前、私がバツイチ子持ちからの恋愛~再婚を経験したから。
当時、バツイチ子持ちの状態で夫と交際しながら強く感じていたのは、
「子持ちの恋愛や再婚ってやっぱり難しい…」
ということ。
今の世の中、昔よりも離婚や再婚が珍しいことではなくなったので、周囲への理解は多少得られやすくなったかもしれません。
ですが、バツイチ子持ちの恋愛・再婚においてとても大変だったのは、仕事・子育て・家事に追われる毎日の中で、どのようにして彼と自分の信頼関係を育むか?
そして、子どもと彼の関係を良好にするための配慮や努力についてです。
夫と交際をスタートさせてから再婚に至るまでの数年間、本当に様々なことに悩み、試行錯誤を繰り返してきました。
今、バツイチ子持ちで恋愛や再婚に悩むあなたも、きっと当時の私と同じような気持ちでいることと思います。
そこで今回は、私が過去にバツイチ子持ちから再婚できた体験談を踏まえて、「バツイチ子持ち女性が恋愛や再婚を成功させる方法」についてお話したいと思います。
目次
バツイチ子持ち女性が恋愛や再婚を成功させる5つの方法
その1.女性の自分と母親の自分のメリハリをつけること
バツイチ子持ち=母親の恋愛・再婚となりますが、彼にとってあなたは母親ではなく彼女であり奥さんになる人です。
ですから、
「彼の前ではメイクや身だしなみなど外見に気を配り、甘えたり時にワガママを言ったりして、母親ではなく、ひとりの大人の女性として恋愛を楽しみたい。」
と、思うその気持ちはとっても大事です。
ですが、子どもの前では決して、恋愛をしている女性としての顔を見せてはいけません。
特に恋愛中に何らかのトラブルがあっても、子どもに分かるように落ち込んだり、イライラを見せてはダメです。
この部分がなあなあになってしまい、子どもの前でも女性モードのままでいると、子どもは急にママが知らない人になってしまったような寂しさを感じ「ママまで遠くへ行ってしまうのではないか?」と不安を感じてしまいます。
それだけではなく、ママが悲しい顔をしていると、結果的に子どもが彼に対して不信感を抱いてしまうので、今後子どもと彼の良好な関係をスムーズに築けなくなってしまう要因にもなるのです。
子どもって本当に観察力が鋭く、ママのちょっとした変化も分かっちゃいます。
気をつけているつもりだった私ですら、彼からのメールの返信が遅いことをちょっと気にしながら、当時小1だった娘と会話していただけで、
「ママ、ちゃんと私の話を聞いて!○○くん(彼)と何かあったかもしれないけど、今は関係ないでしょ!」
と娘から指摘され、ハッとしました。
ですから、子どもの前での母親としての自分と、彼の前での女性としての自分をしっかりコントロールし、メリハリある生活をすることを心掛けてくださいね。
その2.恋愛で思い通りにいかないことに対し開き直れる心を持つこと
バツイチ子持ちの恋愛は、本当に思い通りにいかないことだらけ。
・彼がこちらの事情に気を遣い過ぎてくれるので、何かとリードするのが私になってしまう
・貴重なデートの日に限って、子どもの熱やケガでデートが延期になる
・考え抜いたタイミングで子どもと彼を会わせたのに、子供がイヤイヤ&号泣
・再婚することは彼の口から両親に報告する予定だったのに、子どもがフライングでカミングアウト
など、私もパッと思いついただけでもこんなに出てきますし、小さなことなら数えきれないくらいあります。
でもこれらのことを1回1回重く受け止め、大きなストレスに感じていたら、身が持ちませんよね?
幸せなはずの恋愛が逆に苦行のようになってしまい、当然長続きなんてしません。
彼だって突然のアクシデントに困惑しているんですから、あなたが笑顔でやり過ごしている姿を見れば、ホッとするはずです。
スムーズな進展なんて、バツイチ子持ちにはまず無理だと諦め、最初から何が起きても開き直れるくらいの、強い心を持って恋愛しましょう。
その3.彼に期待や依存し過ぎないこと
バツイチ子持ち女性の多くが、付き合っている彼に対し「バツイチ子持ちで毎日不安だった私を救ってくれた人」と思いがちです。
弱っている時に優しい手を差し伸べてくれる人がいると、その人が救世主のように見えてしまい、恋愛感情というより「精神的な依存に近い感情」が芽生えてしまうんです。
当時の私なんてそれプラス、
「バツイチ子持ちだって分かった上で一緒にいてくれるのだから、もうちょっとこうしてくれないかな?」
なんて図々しく彼に期待までしちゃっていました。
彼にとっては、好きになった相手がたまたまバツイチ子持ちだっただけで、バツイチで子持ちだから私を選んでくれたわけではないのに…。
でもある日、とっても怖いことに気付いたんです。
それは、もしも今の私が彼と別れることになった時、私が再び一人で子どもを守り抜いて生きていけるほどの強い精神力が持てるかな?って。
・・・その答えは明らかにNOでした。
それに気付いた時、私は彼に依存するのではなくて、経済的にも精神的にも、もっと自立して彼と付き合わなきゃいけないって思ったんです。
だって、バツイチ子持ちの恋愛が必ずしも再婚に結び付くとは限らないから。
しかも依存や期待は、バツイチ子持ちとの恋愛に慣れない彼にとって、余計に大きな負担やプレッシャーを与えてしまいます。
このまま私も依存状態が続いていたら、さらに彼への負担が大きくなって、再婚に対し尻込みされてしまってもおかしくなかったでしょう。
だから、彼に過度な依存や期待の心は持たないよう心掛けること。
一度は子どもと2人で、ずっと生きていく決心をしたあなたならできるはずです。
その4.彼とは何でも話し合える関係でいること
バツイチ子持ちが抱える悩みの多くが、子どものことについてです。
子どもは瞬く間に大きく成長していきます。
再婚を視野に入れたお付き合いであればあるほど、子育てについてや今後の生活についての具体的な話を早い段階から彼と進め、計画を立てなければいけません。
・子どもと彼の仲はどうなのか?
・再婚したら養子縁組はどうするのか?
・引っ越し先は子どもの学区内にするのか?転校させるのか?
・再婚したら2人の間に新たな子を作るのか?それはどの時期がベストか?
などなど、お互いに遠慮がある状態では、なかなか話辛い内容のものが多いですね。
しかもこのような話を切り出すのは、子供の母親であるあなたの役目になることが多いでしょう。
なぜならうちの夫もそうでしたが、子育て経験のない男性にとって、バツイチ女性と子どもとの結婚生活は未知数。
考えなくちゃいけないことや、どんな準備が必要かまで分かるはずがないんです。
ですからあなたにとって彼は、何でも包み隠さず話せる間柄となっているのか?
また、相手をただ好きという気持ちだけではなく、心から信頼できるパートナーになっているか?が、再婚を成就させるのには重要です。
その5.バツイチ子連れの再婚は夫と子どもみんなでの結婚だと考える
子どもの年齢にもよりますが、子どもが幼児~小学校低学年くらいになると、ママの話の意味をちゃんと理解できるようになります。
あなたのお子さんがそのくらいの時期を過ぎていたら、あなたと彼の再婚話は、是非子どもも一緒に交えて話し合ってくださいね。
私は、再婚は自分と彼だけの結婚ではなく、子どもを含めたみんなの結婚だと思っています。
だってママの再婚って子どもからしたら、元々ママと自分の2人の生活の中に、新しいパパとなる彼が入って来たっていう認識ですよね、きっと。
でも再婚や再婚後の新生活を、大人であるママと彼で勝手に決められちゃったら、子どもは疎外感を感じて寂しくなるのが当然だと思いませんか?
・・・当時小1だった娘が、再婚話や新居の話など、いわゆる大人の話に参加した時の気持ちはどうだったのか、「覚えている範囲で大丈夫だよ」と、現在中学生になった彼女に聞いてみました。
すると、
「子どもなのに大人と同じように一人の対等な人間として認められている嬉しさもあり、自分もちゃんとこの家族の一員なんだって安心できたから、あの時ママの結婚を素直に認められたんだと思うよ」
と返ってきました。
この言葉を聞いて、私の決断は間違っていなかったことが6年越しに分かり、心の底から安心できました。
再婚を大成功させる方法の一つとして、是非実践してみてくださいね。
バツイチ子持ち女性が難しい婚活を失敗しない秘訣とは?
忙しい生活環境の中で子どもとの関係性も絡んでくるため、とても難しいバツイチ子持ち女性の婚活や恋愛。
失敗しない秘訣ってあるのでしょうか?
最後に、私なりに考えてみたところ、たった一つの結論に辿り着きました。
それはズバリ「卑屈にならないこと」。
バツがついていること、連れ子がいること、子どもがいない独身女性のように自分にお金をかけられないこと。
バツイチ子持ち女性は、
「どうせ私なんて、ハンデが多いから婚活なんてうまくいくわけない」
と、卑屈になりやすいんです。
でも、人の心は外見にも表れます。
常にそんな気持ちでいる女性が、男性から美しく見えるわけがありません。
バツがあるということは、普通の人以上に濃い人生経験を送って来た証拠。
同い年の未婚女性よりも、物事を達観して見ることができ、自立している大人な女性とも言えます。
それに子どもがいることだって、普段とは違う優しい母親の顔で子どもに接する姿に、ときめきを感じる男性が沢山いるんです。
もしも婚活が上手くいかないことがあっても、それはバツイチ子持ち女性だからとか婚活に失敗したとかではなく、ただ元々その人とご縁がなかっただけ。
バツがあること、子持ちなことを婚活の障害にするのではなく、むしろそれを自分の個性や武器にして胸を張って活動してくださいね。
その方がずっと、魅力的で素敵な女性に見えますよ!
終わりに・・・
以上のように、仕事をしながら育児と家事に追われるバツイチ子持ち女性でも、前向きに恋愛・婚活することは全然できます。
但し、彼とお付き合いしている時々で構いません、以下の内容を自問自答してみてください
「自分は今、心から幸せに思える恋愛をしているのだろうか?」
「子どもを第一優先に」だなんて、子を想う母親なら言われなくても分かっていると思います。
だから私からは敢えて言いません。
でも、子どもの気持ちや将来家族になった時のことを考え過ぎるあまり、彼との恋愛を純粋に楽しむ心の余裕がなくなり、恋愛があなたにとって負担になってしまうことだってあるんです。
それでは幸せな恋愛・再婚をすることができませんよね?
ですから、是非彼と2人きりの時は、普段子どもには見せない女性としての素のあなたの部分を出して、存分にリラックスしてください。
母親の心が安らぎ、心から幸せを感じる恋愛ができていれば、子どももそれをちゃんと感じ取ります。
子どもだってママが楽しそうにしていたり、優しい表情をしていると嬉しいですし、ママの幸せを願ってくれますから。
そして、あなたが恋愛パワーによってチャージされた満たされた心で、今度は子どもへ向けて惜しみない愛情を注いであげましょう。
そうすれば、きっと彼に対する警戒心も和らぎ、良好な関係を築きやすくなります。